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条約失効後とEquinox移行期間の南東情勢

条約失効後とEquinox移行期間の南東情勢

ImperiumのCatch反攻

さてさて前回の上記の記事からの続きとなるのですが、Imperiumが不可侵条約中にPandafamにいいように取られたCatchとImpassに向けて、ようやく本格的に反攻を開始し始めました。初期のPandafam攻勢の先鋒だったTacticalFarmersが目的を見失ったか再度解散し、常駐のPandafam勢力がいなくなったのもありGoonsが当初すぐCatch東をSov奪還したのですが、CatchにはFRTとPHが橋頭保のKeepsterをすでに設置していたのでそこを巡った攻防戦が当面続くことになります。

ImmenseaではSGGRNが招き入れたXIXに一部領土を譲渡、XIXはさらなる領土獲得に向けて北部のDRAKE LIARの領土に侵攻開始しはじめました。ここは当初よりXIXがDRAKEの領土を攻めるならSGGRNは協力するという取り決めになっていました。XIXは在野から復帰したばかりだからか当初はSGGRNの補佐なしではまともに戦いえない有様でしたが、メンバーが徐々に復帰してきたか、最終的には彼らの独力でDrakeを駆逐することに成功しました。

DetoridではGentlmen’s Club(GC)とWeapons Of Mass Production(WOMP)を中心とした同盟CoCが成立。ここはPanfamの息がかかっているところで何らかの協定を持っていたと思われます。と同時にこのGCから離反した一部USTZコーポがOnlyFleets(OF)を結成しTenerifisに展開。CEOの判断ミスでSGGRNと戦争してしまい弱体化していたSleepReapers(SL)と同盟を組みこのCoCと対立することになります。

2024.04.02時点

OmistはMohist逃亡後しばらく放置していたら気づいたら有象無象の勢力が居ついていました。もっともこれらの勢力はすぐに淘汰され、最終的にもともと北部Venalにいた海賊で長いこと周辺のFRTやCaladriusに嫌がらせをしていたBrotherhood of Spacers(BOSS)がOmistを掌握し、西のSTAKKANらCRINGEのロシアン勢力と敵対することになります。

このころ内部向けに作成した各勢力の相関図。これで一つ間違っているところはTriumvirateはとくにImperiumとはつながっていなかった

Tenerifis、Detorid

Tenerifisは要衝となるシステムはSGGRNが抑えていたので、必然的にGCとOFのTenerifisの領有権争いに関わることになっていきます。もともとGCは不可侵協定を結んだのにもかかわらずXIXの係留中のストラクチャを破壊したことがあったりと我々はあまり友好的に見てなかったので、OF側とTenerifis領有システムの割り当て協定を締結。メンバーの金策システムがまだ足りないXIXにポケットを譲渡しつつ、数で劣るOF側につきDetoridへの攻撃を開始しました。

ただやはりTZタンクの壁があり、EU/USTZではWOMPやTriumvirateの支援のあるGCに余裕がありました。ところが、しばらくするとOFのほうがアクティブで圧倒しはじめ、余裕のなくなってきたGCはついにPanfamのNCdotにも助けを求めだしました。

当初はAUTZでも戦ってくれたNCdotはすぐにこの時間で戦うのはやっかいと判断したのか、以降は徹底してUSTZのOFストラクチャ攻撃に徹底したのでSGGRNとしては手を出せない状態になりました。こりゃ厳しいなあと思いましたが、恐らくここで差が出たのが両組織の戦いに対するスタンスで、OFはもともと好戦的なメンツが集まっていたのに対してGCはあまり戦いたくないメンツ中心だったようで、優勢にも関わらず戦いが長引けば長引くほどGCのアクティブは減っていっているように見えました。

詳しい経緯は不明ですが、最終的にGCが解散したことでこの戦争は終結。はしごをはずされた形のNdotはTenerifisとdetoridから撤退し、GC領土はOFとWOMP、PHのペット割当地として分割されることになります。

Scalding Pass、Curse

一方、SGGRNがCurseに駐在したときに親交を深めたGuardians of Tranquility(GOT)というCurseを拠点とする中華系がFRTと敵対しており、Scalding Passの彼らの拠点ストラクチャが攻撃されたということで援軍に向かい、FRTと敵対する形で戦闘になりました。なんかFRTとGOTはなかなか仲悪いようで、まあこんなことやられたらそりゃそうだと思いますが、彼らの味方してる限りFRTのメンバーからは嫌われそうです。

Equinox

さて、ちょうどこのころ新しいEVEOnline拡張のEquinoxの詳細が発表されました。大きな変更点は月堀と領有権に関する部分で、詳細はここには書きませんが多くの人員と領土を持つ勢力はその運営方法に大きな見直しが必要となりそうだということがわかりました。

特に大きな影響を受けそうなのがImperiumで、今までDelveを徹底的に要塞化して効率的な生産とラッティングをこの中で行ってきたのが、どうやらEquinox導入後はDelveだけではアクティブ1万人以上のメンバーを賄えないということがわかりつつあり、おそらく隣のQueriousからDracaryなどのペットは追い出して、再度Catch方面に置くと思われており、Catch奪取に本腰を入れ始めてくることが予想されました。

帝国の逆襲

さてCatch方面に戻ると、Goonsが奪い返したCatchのSOVは再度Panfamが取返し、TacticalFarmersの代わりなのか、Omistから遁走後FRT通じてPanfamの下に入りInsmotherの領土を少しもらっていたMohist Allianceと、もともとScalding Pass方面にいて恐らくこちらもPHの配下に入っていたNaval Defence Alliance(NAVY)をCatchの領土に割り当てました。

2024.0716時点

彼らは基本的に戦闘は好まない農民なはずなのでもう完全に肉壁扱いです。噂によると彼らはPHにレンター領払ってたとかいう話ですが、そうしているうちにImperiumもCapital艦隊を本格的に投入し始め戦いは消耗戦の様相となり、Panfamは距離的不利もあり徐々に苦しい戦いになっていきました。

そしてImperiumは戦線を突破すべくついにTitan・Super艦隊を投入。Panfamはこれ以上はおそらくTiDiだらけの戦いになり、コンテンツ的な目標も達成したのもありこの時点で南部からの全面撤退を決めたと思われます。橋頭保のKeepsterも実質放棄し、MohistとNAVYの領土は見捨てられました。後に彼らはPHの慈悲(?)でInsmotherとDetoridの旧GC領土の一部が与えられることになります。

2024.08.12時点

現在、ImpassやTenerifisに残るPanfam側の領土も徹底的に奪取・破壊されており、結果として冬以前と同じ領土線に戻りそうです。Goonsもここにきてようやく南東各中立勢力と外交ラインの構築に動いており、おそらく引き続きTenerifis、Immensea、Detorid、Omistは緩衝地帯となるのではないかと思われます。

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