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【EVE活】艦隊参謀部の華々しくないお仕事 – Majdi Ronaldo

【EVE活】艦隊参謀部の華々しくないお仕事 – Majdi Ronaldo

実はこの記事、元原稿があったのですが、色々とヤバすぎてお蔵入りになりました。

本原稿は様々な属性・思想・人種・性別に配慮し、できるだけ多くの人々に届けられるように大幅な加筆修正が行われています。お陰様で元原稿のほんの一部しか残っていないので安心です❤(錯乱(思いついたことをダラダラ書いているだけ。

■艦隊参謀部の華々しくないお仕事

 戦争において部隊のあらゆる命令は最高指揮官が取るものなのですが、戦闘規模が大きく複雑になるにつれ、兵站・装備調達・情報収集・周囲との調整などの副次的な業務が膨大なものになるんですね。で、指揮官のみでは対応が難しくなってくると。

 特に中・大規模戦闘においては各種管理が勝敗を握るといっても過言ではないといえるEVEONLINEではこの司令官を補佐をする参謀職の重要性がほかのゲームと比べてかなりのウェイトを占めてます。

 現実の戦争と同じように、「最強の装備」「最強の物量」「最強の兵士」のうち、どれか1つだけあってもダメで、すべてがバランスよく行きわたっていなければストラクチャ1つ守る事もできないというのもしびれますね。

 だからこそ普段から装備を調達して防衛計画を進めたり、戦闘訓練を怠らず、常日頃から同盟関係を強化し資産防衛に勤しむ必要があるわけです。

 今回は適当に思いついたことを書き散らしているので焦点が合わない記事になってしまって申し訳ないですが、適当に書かせていただいております。

■最強の物量?最強の装備?

 まぁ、EVEONLINE、現実と一緒で相手と同じ力量であれば物量が多いほうが勝てるみたいな要素は結構あります。一般論として人数が多いほうが有利です。

 大体の会社は日々戦闘可能な人員を増やすべく社内フリートを開いたりしてますし、同盟関係にあるコーポを増やすべく日々努力しています。

 脳死で物量さえ確保できればとりあえず勝てる、(あまり脳死だと負けたりする)ので盤面をひっくり返すような奇策や練度も大切です。

 最強の装備も考えなければいけません。良いFITを練りだすのです。

 良いFITというのは自分達の動員力・所属プレイヤーの能力/スキルに合ったものを選定している、という意味となります。

そういう意味でも各アライアンスが採用しているドクトリンは

 ・前提として誰が使ってもMAXで使いこなせること
 ・渡された時点でどのように使うか分かること
 ・特定のスキル5を指定されていたらスキルレベル5の性能で動くものとしてFCが指揮する

 ※妥協点があるものもあるが、基本的には完全体で使ってほしいという意味

といった価値観で選定されています。

 極端な話、どんなに素晴らしいFITでも、慣れていない操船者に不釣り合いな高度なテクニックを要求するFITはただの的でしかないためこれは採用できないわけですね。

 各アライアンスの首脳陣も鉛筆なめなめしながら色々考えているようです。

■最強の兵士?

 各方面から『あまり強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞ』とお叱りを受けること間違いなしなのですが、個人技量の高いPVPプレイヤーというのはソロPVPでキルが取れていて、スカーミッシュでの高機動戦闘をこなせる人、IntyやDictorなど高速タックル艦艇でタックルを継続できる人と考えています。つまり忍者です。

個人の技量ですがこれはだいたい次式で示されます。

 個人技量=資金環境^1/2×努力量×才能^2

 忍者は少し特別な能力を持っていて、グリッド上の敵味方の距離・速度・方向の管理ができて、手動操船を基軸にグリッド上を正しい判断のもと、縦横無尽に動くことができます。

 艦隊のスカウト・タックルは彼らにしかできませんので本当に貴重な人材となります。また、一般的に未来のフリートコマンダーはこの中から生まれてくるので一握りのエリートと呼んでも差し支えないでしょう。

 そして物量が同じなら個人技量の高いプレイヤーを的確に活用した陣営が勝利します。戦場の華は火力を存分に発揮するDPS艦隊ですが、彼らだけではその火力を十全に発揮することはできません。

黒子として敵の足を止め、最適な射撃位置を確保し、敵火力が味方に届かないように撹乱する忍者が必要なのです。

 さてこの忍者達ですが基本的に生まれつきの才能が重要なファクターを占めます。

 前式のように才能を2乗するかどうかが正しいかは置いといて、今この文章を読んでいるあなたがPVPが苦手だったとしてもそれは努力が足りず怠惰な存在だからではありません。くじ引きで当たりを引けなかった程度の問題なのです。

 世の中すべての野球少年が正しく努力すればイチローになれるかというとそんな事は無いように、限界があります。

 もちろん、みんな努力すればイチローになれると良いな、頑張ろうという姿勢が大切ですが、たまたま自分がイチローだったからと言って周りを見下している(見下したりしない人は別よ?)人は、たまたま金持ち地主の家に生まれただけなのに『俺、偉いから。』とか思っているヤベエやつと一緒なので注意しましょう。

■実践の日々

 さてある日、極道艦隊参謀本部に一通の連絡が届きました。

 どうやらSiegeGreenがハイセクストラクチャを攻略していたが、どうも敵が思ったよりも大量に来てしまったとのことでした。

 なぜかいつの間にかNACHO戦争部門のHQのような謎の存在になってしまった極道艦隊参謀部ですが、以前の作戦とは異なり今回の作戦に大きな制約がありました。

 諸々を考えると対ブラックフラッグ戦争で使用したアルファ艦隊で何か支援をしなければなりません。

 まぁSG本体が火力出してくれるからそっちは任せておくとして、こちらができることってなんだろうと考えることから参謀部のお仕事が始まります。

初めうちはSGから

  『いつものECMやって

 という依頼が飛んで来たのですが、アルファアカウントのECM艦隊って射程が短すぎるので基本的には使い捨て過ぎて難しいんですよね。そこで(言い訳を)色々考えたんだけど、

相手もECM艦隊出してくる場合
 →こちらのECMをECM艦隊に当てて無効化はできるかもしれないけど
 結局のところ相手のドローン制御圏内に入った瞬間に蒸発

相手がアンチスモール編成を混ぜてきた場合
 →ECMするも瞬間的に蒸発させられる

敵主力がECCMを積んでいる場合
 →アルファアカウントの制限でECM効果が低く、
  近づけばドローンの餌食、遠ければ遠距離砲にボレーでふっとばされる

など痛し痒しなんですね。

敵のECM艦を積極的に撃墜しないで相手のECMがいつまで経っても自由にこちらをECMし続けるのを放置するのも駄目ですし、

敵を拘束する前衛部隊が不足してそうな気がしたので、パニッシャーで敵ECM艦隊を排除するという名目でタックルパニッシャー採用を何度も上申して用意しました。

ECM艦を用意してあると見せ槍するのはそこそこ意味あるのでグリフィン・パニッシャーの両面待ちが良さそうです。

最終的にはこんな感じです。

1戦目 https://br.evetools.org/br/633986d57d289c278cb119c7

2戦目 https://zkillboard.com/related/30002207/202210091200/

最初はグリフィンを出してお互いにECM合戦をした後、相手のECMが引いたりするので、その後は相手の火力部隊やロジ部隊をパニシャーでタックルしまくります。

ハイセク戦争なので社外キャラを使用したワープイン/ワープアウトが効きますね。

バンバンポイントして、あとはSG組がガッツリ火力照射する流れです。

相手がアンチスモールを意識していなかったのもあり大戦果を上げることができました。

■その他感想

2戦目で相手が使用していた1400㎜アーティーAbaddonは数を揃えてボレーで敵を吹き飛ばすドクトリンのようです。実際味方のネストルが2隻も落とされてそこそこ惨事になっているのでヤバイ相手だと思います。

Abaddonでアーティーと聞くとボーナス無視で不思議な感じがするのですが、ダメージボーナスが有るテンペストより砲門数が多いのでボレーだけで考えるとAbaddonのほうが若干高いみたいです。(似たようなFITの場合DPSはさすがにテンペストのほうが高い)

こういうFIT研究重要なので今後も色々やっていきたいなと思います。

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